■ Longines Blackface

メーカー:ロンジン
スイス 1875〜1882
11石 真鍮 オープンフェイス懐中
リューズ巻上 ダボ押し時合せ


ロンジンの黒文字版懐中です。

リューズ部分は頑丈な作りをしています。

ヒンジ部もしっかり。

分解後。古いだけにいろいろと難も…(後述)。

各部品洗浄中。

平ヒゲテンプ。バイメタル切りチラネジ無しの古いタイプですが、しっかりと振り石が採用されています。

アンクルもご覧の形状。

各輪列を取付。右上にウルフティースギアが見えます。

ガンギ車・アンクルを取付。

テンプを取付。

LONGINESの刻印が光ります。

ロンジンのパテントマーク入りのテンプ押え。


ロンジンの黒文字板懐中です。
シリアルは6桁初頭の古いもので、押さえ等の各部品には装飾は無く大変シンプルです。
また11石が使われていて当時としては高級な作りであると思われます。
テンプ及びアンクルも特徴的で時代を感じさせますが日差も1分以内で
安定して稼働しています。

古い物だけに使用に伴う経時劣化による難点もいくつかありました。



文字版の足が2本とも欠け、樹脂の残滓がこびり付いていました。。

巻真部分の錆を落とすとヒビが見られました。

香箱と角穴車の間に金属辺が2つ挟まっていました。

拡大。これは実はリューズと角穴車の間の歯車の歯が欠けたものでした。巻上げ時に強い引っ掛かりが生じて巻真にヒビが入る原因となっていました。

中蓋のガラスが無く、枠だけになっていました。写真はプラ風防ですが調整してもサイズが合わず断念。

ケース表面が酸化していた為、クロスで拭くだけでピカピカに。
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