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THE MARLBORO 銀ハンター

メーカー:マールボロ?
スイス製 1900年前後?
7石 800銀 ハンターケース
リューズ捲き レバー引き時合わせ
表中裏蓋 蝶番式



 THE MARLBORO マルボロと表記のあるレバーセットの銀製ハンターケース懐中です。機械の様子などから1900年(時計史年表:明治33年)前後のものかと思います。白瀬戸の文字盤に黒のローマ時表示とすスペード針、丈夫な800銀ケースに玉竜頭と丸提げ輪という「銀の両蓋懐中」として大変オーソドックスな外観を持っています。

 石数は7石の普及タイプですが汚れがあった他は特に問題ない状態です。捲き上げ時合わせ稼働とも調子よく日差も1分以内(平置き)に納まっています。このタイプの銀ケースは丈夫に出来ていますので、紐や鎖に繋いだりして気軽にズボンのポケットに入れておける懐中です。
 

■外観■

 表蓋。中央の丸が大きいです。リューズを押すとバネが効いてパカンと開きます。

 いかにも明治大正時代といった外観を持つ銀時計です。オーソドックスな銀ハンター。

 表蓋内側。 GC 6 0.800 14 71

 5時位置のレバーを引き出して時間を合わせます。

 文字盤のロゴ。

 裏蓋。中央の丸が小さいです。

 裏蓋オープン。中蓋はプレーン。

 裏蓋内側の刻印。GC 6 0.800 14 71

 中蓋オープン。機械が現れます。

 中蓋内側刻印。 GC 6 0.800 14 71 SWISS


 機械全景。マット仕上げ分割3/4プレートで香箱からガンギ車まで覆われ、テンプのみ見ることができます。輪列を受ける穴に石は使われていませんが、回りにミゾが切ってあります。水滴が落ちた様に見えるのが面白いです。 


■標記■
文字盤 THE MARLBORO

ムーブメント SWISS
DEPOSE+
71
6166

 
表蓋内側 GC 6 0.800 14 71

裏蓋内側 GC 6 0.800 14 71


中蓋内側 GC 6 0.800 14 71
SWISS




ホールマーク■

四角枠に DC  6

 右向き鳥マーク

 0.800 

14 71 SWISS。

 ケース枠 右向き鳥マーク アルファベットの N

 リューズ筒に見えにくいホールマーク。

分解・洗浄■

 細かい黒いカス汚れ。

 分解。

 洗浄。


 リューズ真から丸穴車を回す小車。キチ車に相当。一番汚れが激しい。

■組み立て■

 香箱の裏に角穴車を嵌め込む。

 小車、香箱、2・3・4番車を乗せる。

 香箱押さえを取り付け。

 輪列押さえを取り付け。

 アンクル部品を

 取り付け。

テンプ受石を

 取り付け。

 文字盤側レバーセット部品。

 角穴車のコハゼ。

 レバーセット捲き上げ位置。リューズ→香箱へ。

 時合わせ位置。リューズ→筒カナへ。

 DEPOSE = Registered(認証された)の意。

 SWISS

 71

 6166

 平ヒゲのモノメタル環状テンプ。ダブルローラー。

 テンプ取り付け。元気に動き出しました!

 文字盤取り付け。

 ケースに入れて針を取り付け。

 ガラス風防には例のシール痕が。

 サイズの合うものがあったので交換します。

「THE MARLBORO」はこの様な銀製の懐中によく見かける標記名です。


 直径 43.57 mm。

 重量 55.4 g。



(2008.H20.04.15)


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