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WALTHAM SIDEWINDER ■

メーカー:ウオルサム
アメリカ製 1902年
17石 GFっぽいけど真鍮製?
リューズ捲き リューズ引き時合わせ
表裏蓋捻じ込み式



 ウオルサムのサイドワインダー側面巻き(正式な呼称かは不明)懐中です。アメリカ1902年製(時計史年表:明治35年・人工ルビーの年)です。非常にオーソドックスな外観ですが100年以上経っているとは思えないほど良い状態を保っています。

 文字盤に特徴のある懐中です。金色梨地の文字盤は光の乱反射を抑え、黒のアラビア時標示と細身スペード針を程良く浮かび上がらせています。この文字盤の表面処理は凹凸を強く持たせていて(下に拡大画像有り)、かなり見応えがあります。

 機械も綺麗で装飾もなされており、稼動も安定してるので気軽に携帯出来る懐中ではないかなと思います。


■外観・刻印■

オーソドックスで落ち着いた外観。

裏蓋の彫刻も全体的に綺麗に残っています。

中心部拡大。湖畔越しの山でしょうか。

蓋の裏に若干の擦り傷があります。

 機械全景。角穴・丸穴車にサビもなく良い状態を保っています。17石で稼動も安定しています。中心部に格子柄、周囲に波模様の装飾が彫られています。典型的な「これぞウォルサム」という主張を強く感じる機械です。

■標記■

蓋内側。Gibraltar 4607793。ジブラルタル

文字盤裏に手書。11254。

17JEWWLS ADJUSTED A.W.W.C. WALTHAM, MASS.

11014838

文字盤下。014838。

ケース枠。4607793

分解・洗浄■

風防を外す。捻じ込み式。

機械を取り出す。

分解・組立のしやすい機械です。

洗浄中。

■組み立て■

 香箱、リューズ真、2番車を取り付け。

押さえを取り付け。

 角穴車、丸穴車を取り付け。

 3・4番、ガンギ車を置いて押さえ取り付け。

プレート側テンプ受石。

取付。小ネジの溝が潰れやすいので注意。

アンクル部品を

取り付け。

テンプ部品を組み立て。


巻上げヒゲ・バイメタルチラネジ付ミーンタイムスクリュー切りテンプ。

テンプを取り付け。元気良く動き出しました!

筒カナ・中間小鉄車・筒車を取け付。

 文字盤・針を取り付け。

 風防を取り付け。


文字盤拡大。梨地の凹凸が金色に深みを与え、
時表示をより鮮明に浮き立たせています。



 直径 48.87 mm。

 重量 86.1 g。


この3枚の画像でもわかりますが、角度によって
金色の度合いが変化して見えるのも面白いです。


(2008.H20.12.27)


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