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COLUMBIA HC GF ■

メーカー:COLUMBIA
1899年? アメリカ製 7石
ハンターケース 10k GF
リューズ捲き 剣引き時合わせ
表・中・裏蓋蝶番式



 コロンビア社のハンターケース懐中です。コロンビア社は1896年にWaterbury Watch 社GM Edward A.Locke によって組織されました。1897年にduplex脱進機を生産開始、その後1899年までの僅か3年間のみ存在したメーカーとなっており、その範囲内の製造としますと当個体はアンクル脱進機仕様ですので恐らく後期の1899年時計史年表:明治32年)頃のものと思われます(推測)。

 生産数の少ないメーカーには違いない様ですが、Waitham , Elgin , Illinois のメジャーなメーカーとの連名とか、最終的には Waltham社に吸収されたとかの情報が散見されているだけでヨクワカランですのでこれから調査です・汗。

 小ぶりのハンターケースはGFの輝きがよく効いていて明るく高級感があります。Columbia は元々汎用向けとの記述もあるのですが、このケースはスッキリしていてなかなかイイです。文字盤はクラシックな黒細ローマ時表示+スペード針のよく見られる組み合わせですが、薄いグレー色で色付けされているのが特徴です。
 


■ 外観 ■

小ぶりで可愛らしいHC。GFの色も良い。

表蓋裏はプレーン

裏蓋の意匠。

湖畔城のモチーフが彫られています。

裏蓋オープン。中蓋表はプレーン。

裏蓋内側もプレーン。何か刻印が欲しいですね。

中蓋を開けると機械が見えます

中蓋内側の刻印。Illinois 系の10kGFケース。

 機械全景。テンプ以外を一枚で押さえる特徴的な形状のプレートです。2番車歯車が奥にあるのでテンプの取付がやりやすいです。この画像の様に直接反射で撮影すると、太めストライプの中に小波の様な彫りが一面に施されています。普通に目視すると下の2枚の様に明るい感じになります。

 香箱真まわりに丸文字風にデザインされた「COLUMBIA U.S.A.」の刻印が面白いです。

見る角度によって

かなり明るく見えますね

 刻印・他 ■

COLUMBIA社の刻印

シリアルナンバー

2136167

緩急針の目盛。

 洗浄・組立 ■

地板側のテンプ伏石。筒に溝が切ってあります

オイルが劣化してネバネバになっていました

分解中

洗浄中

シャーレでハケ洗い

洗浄機にかけます

筒受に穴石と伏石を

嵌め込みます

香箱、2・3・4番車とガンギ車を設置

ホゾを確認しながら1枚プレートで取付ます。

剣引きのユニット各備品を

組み立て

取り付けます。巻き上げ位置です。

剣を引くと針操作の位置に。

ザラ回し。

アンクル部品を

取付ます。

テンプ部品を

組み立て

取り付けます。元気に動き出しました!

日ノ裏車、筒車を設置

文字盤、針を取付け。

 フェイス拡大。薄くグレーで色つけされています。COLUMBIA社は製造年が短かった事もあり数が少ないです。汎用品という事もあり、稼働品となると稀少なのではと思います。



■ サイズ・重量 ■

巾 41.56 o

重さ 55.3 g

(2010.H22.12.24)
ドカ雪クリスマスです。


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