SEIKO BELL-MATIC 27j

自動巻 デイデイト
アラーム機能

2つの機械。
右…機械・ケース○、日付・文字版×
左…機械・ケース×、日付・文字版○
右の機械ケースに左の日付文字版を移植します。

ケースと機械、機械と文字版の固定はネジ止めではなく、樹脂(ボンド?指でこねると茶色い玉になるタイプのあれ)で接着されています。ミリミリとはがします。再接着には衝撃耐性のある物を使いました。塗布と乾燥・位置決めさらに剥がしも容易です。

文字版・回転ベゼル共にピッタリはまりました。サイズに統一性があるのはさすがSEIKOです。

良くないもの同士の方もくっつけておきました。3がかなりヤケているのと、23も汚れています。

再生後の2つ。右側の文字版がやはりいい感じです。各針の取付はデイデイトとアラームの合わせに手間取りました。が、短針を逆回転させるとアラームベゼルに同期する事を発見!

ケースに入れて組立完了です。写真では風防の反射で白っぽいですが、実物ではコントラストがハッキリと出ています。

裏蓋は機械とセットのままです
STAINLESS STEEL 4006 6030
WATERPLOOF 060355 JAPAN A

セイコーベルマチック ウィークデーター・ビジネスベル
1967製造 19800振動

とても好きな時計です。他にはグリュエンのアラーム時計もUPしましたが、
直感的な操作性が優れているのとアラーム音が控えめで上品な感じがする
のでベルマチックの方が気にいっています。グリュエンのアラームはかなり
大きな音がします。裏蓋で反響する作りになっています。アラーム時計と
しては機能的に正解なんでしょうけど。

前にも一つUPした際に書きましたが、曜日表示もありさらに土日が色分けされて
いるのが好きというこだわりもあります(右2段目写真)。この前回のベルマチック
ですが、機械の調子は良いものの、ケースが幅広でペタンとしたざぶとんみたいな
印象があるのと、文字版の色やベゼル・針の形状など全体的なイメージがイマイチ
好みに合わなかったのであまり使っていませんでした。

今回、外観が気に入って入手したものの機械がイマイチだった別マチックから
ケース・文字版・針・日付版を移植してみました。といっても裏蓋は機械とセット
での表示があるのでそのままキープ
します。

漆黒の文字版に針とインデックスとデイデイト表示そしてSEIKOの文字も
クッキリと浮かび上がって抜群の視認性です。ケースは細身で余分な肉が
ないので黒文字版とよく合いすっきりした外観です。アラーム表示版も控えめ
で、いかにも「アラーム時計ですよ」という主張のなさが個人的に好印象です。

操作方
メインリューズ
通常位置・アラーム音用のゼンマイ巻き上げ
一段引き・アラーム時刻合わせ板の回転(左回転のみ)
二段引き・時刻合わせ
手巻きによる時計用ゼンマイ巻き上げはできない
サブリューズ(2時位置)
通常位置・アラームOFF
一段引き・アラームON
押しこみ・日付を1日分進める

2時位置のサブリューズですが、アラームONで引き出された状態でも
それほど出っ張り感がなく、また小粒で丸いので、例えば袖などに
引っかかりにくくなっています。引き出した際にもカチッとしっかり
止まるので、知らないうちに戻ってしまう事がありません。機能的に
よく考えられたデザインになっていると思います。

曜日表示だけは時間を進めて合わせます。

12時間計の時計ですのでアラームも12時間以内でのセットになります。
アラームの精度については個体差もあると思いますが、このマチックでは
セット時間の5〜3分前にアラームが鳴ります。例えば12時ちょうどに
セットしておくと11時56分前後に鳴るわけで実用的にもいい感じです。

このアラーム機能ですが、あると結構使ってます。操作が手軽なせいか
何かにつけて使用頻度が高いです。クロノグラフよりは確実に使ってると思います。
いろんな場面でのド忘れ防止にちょうどいいみたいです。

ケースと機械、機械と文字版の固定がネジ止めではなく接着剤が
使われていたのはちょっと意外でした。まさかSEIKOの時計で
そんな仕様になっているとは思いもよらず、分解の際かなり迷いました。

その2へ

三銘堂TOPへ